傘を忘れてきてください

ほの暗くひっそりと

実写映画「おそ松さん」を見て、聴覚障害が発覚した話

【実写映画「おそ松さん」を見て、聴覚障害が発覚した話】

  • 聴覚情報処理障害(APD)とは
  • APDと診断されるには
  • 私がAPDと診断されるまで
  • 私がAPDと診断されるまで②
  • おわりに

 
私がSnowManを好きになった2021年9月、その時から楽しみに待っていた映画作品がありました。
 
2022年3月下旬公開…
SnowMan9人が主演の映画「おそ松さん」!!!!!
自担が出る映画を見るのは初めてなので、めちゃくちゃ期待して足を踏み入れたイクスピアリの映画館!!
評判は調べてから行ったので、賛否の割合も把握してました。Twitterでは大体8割くらいが賛だった。
(結局自担出てればそれだけで満足だよね)
 
そして待ちに待った上映開始、それから大体1時間くらいが過ぎた頃、私の集中力が切れ始めました。
“なんか飽きた…疲れた…話分からない…あとどれくらいで終わる?”
というのがごく正直な心境。
 
一緒に見た姉と帰り道で話すと、大体同じような感想でした。
ただ違ったのが、
姉は「話は理解した上で、面白くなかった」のに対して、
私は「話を理解出来なかった」でした。
 
私は集中力も続かないし理解もそんなに速い方じゃないのはわかってたので、まあ自分のせいかなくらいに思っていました。
ましてやあんなにカオスなお話は私にはちょっと無理があった。
 
でもせっかく自担が出演した映画を楽しめなかったのが悔しくて、“楽しめなかった側”の意見をTwitterで調べたり、どうして楽しめなかったのか自分なりに一生懸命考えました。ある兼ヲタによると、おそ松さんはあのカオスさが良さなので理解しようとしなくていい、らしい。へえ。
 
そして考え続け、私はとある気づきを得た…
「そういやセリフ何言ってるのか半分くらい分からなかったな」でした。
特に、終わらせ師が失敗する度に随時入るトド子ちゃんの早口のツッコミは、リアルタイムで「何言ってるかわかんねえ…」って思ったほど。*1
 
そのことに気づいてから私がまずとった方法はもちろんネット検索!
「早口 聞き取れない」で検索したら、すぐに「聴覚情報処理障害」がヒットしました。
 
【聴覚情報処理障害(APD)とは】

簡単に言うと、「ある条件下において、人の話している声自体は聞こえているが、意味の理解が難しい障害」です。
推定患者数は240万人で人口の約1%だそうです。
 
難聴と何が違うのかというと、「声自体は聞こえている」という点です。
ただ耳から入った音を言葉に変換する途中で不具合が起こります。
何を言っているのかが理解できないので、日常生活に支障をきたします。
 
調べてヒットしたページをよく読んでみると、書いてあることがほぼ自分に当てはまったのでびっくりしました。
 
・早口の人の言葉が聞き取りづらい
の他にも、
・雑音の中での言葉が聞き取りづらい
・電話での話が理解できない
・口頭で言われたことを覚えていられない などなど…当てはまりすぎて書いたらキリないけど…
 
そういえば今までも、事務職やってた時電話しながらメモとるのが難しくて出来なかったし(これAPDあるあるらしい)、学生時代のテストでも聞き取りが関わると壊滅的になったり。DVDも字幕機能があればつけてる。
ヲタク的には、現地で聞くライブのMCは楽しみだけどけっこう集中しないと聞き取れなくて話分からなくなります。声が反響しちゃうので。
エプコ埼玉のMC、スターウォーズのくだりほぼ聞き取れなくて詰んだ…スターウォーズ実は見たことないから、単語から推測も出来ませんでした…
 
色んなサイトを見たけど、この障害は基本的に先天性なのですが大人になってから仕事を通じて気づく人が多いそうです。
早口の人の言葉や雑音の中の音が聞き取りづらいのは多分みんなそうなので、「早口とか雑音の中の声とかって聞こえにくいんだよね」と言っても「そりゃそうだよ」できっと終わってしまうでしょう。
 
要因の内訳としては、
発達障害…55%
②認知的な偏り(不注意、記憶力の弱さ)…31%
心理的な問題…8%
④その他(睡眠障害など)…3%*2
だそうです。

もうこれはほぼ確でAPDなのではと思ったけど、自称はイタいからちゃんと診断を受けようと決めました。
 
【APDと診断されるには】
APDと診断される為には2つのステップがあります。
 
1.難聴ではないことを確かめる
(耳鼻科にて聴力検査を受ける)
2.難聴ではないことがわかったら、APDかどうかを確かめる聴力検査をする
 
【私がAPDと診断されるまで】
私はまず最寄りの耳鼻科に行って聴力検査をしました。
内容としては学校の身体測定で受けたようなもので、高低さまざまなピー音が聞こえたらボタンを押すっていうものです。
この検査結果を受けて先生の診察の時に言われたことはざっくり
・聴力には何の問題もない
・最近APDというトピックがあるよ
・でもAPDの治療法はないので、気にしないことが一番!!
 
ということでした。
ただ日常生活困ってるのに、気にしないでって言われてもね!
 
APDの存在はまだ耳鼻科医にも広く知れ渡っているわけではないそうで、検査が出来る病院は限られています。
幸い電車で行ける距離に検査が出来る病院があったので、足を運びました。
 
【私がAPDと診断されるまで②】
まず普通の聴力検査の後に診察。
こないだ受けた時と同じく、異常なし!
ここで医師から、「今までに発達障害の診断を受けたことはありますか?」との質問。
先ほど述べたAPDの要因として、APDと診断される人の55%が何らかの発達障害をお持ちなくらい関係が深いのでそう聞いたのでしょう。
 
私「ないです」
医師「なら違うと思います。今までたくさんの方の検査をしましたがそのうち7%くらいの方は異常はありません」
「だから白黒はっきりつけるために検査をしましょう」
  
と返され、まず異常なしが7%って少ないじゃんか…という感想。笑
それに、発達障害の診断を受けたことはないと答えはしたけど、コミュニケーションの取りづらさに長い間悩んできて自分ではグレーゾーンじゃないかと思っていたので、診断を受けたことがない=健常者と決めつけられたことにモヤる気持ちはありました。がそれを医師に伝えたところで相手は精神科医ではないのだからどうしようもないだろうと思って、おとなしく精密検査の予約をとり帰宅。
 
そして精密検査を経て、「軽度のAPD」という診断を勝ち取りました。すっきり!
人によると思うけど私は聞き取れない原因が分かるっていうのが安心なので、異常なしじゃなくてよかったです。
あと印籠代わりに診断書を書いてもらって、私のAPD騒ぎに終止符を打ちました。
 
【おわりに】
これからですが、発達障害の検査をずっと先延ばしにしていたので今年中に行こうかなと計画中です。
ネットのチェックリストで何度も試しましたが、ある障害について大体5~6割にチェックが入る感じだったので、グレーゾーンか…
もしくは、APDの要因の中で31%に上る「認知的な偏り」説の方が濃厚かなと個人的には思っています。
 
この障害は完治するものではないですが、語彙力を増やすことで、会話中に相手の声が途切れ途切れでしか認識できなくても予想しやすくなったりするみたいなので語彙力を増やすよう頑張りたいと思います。
思ってはいますが語彙力を増やすのって一朝一夕で出来るものじゃないので飽き症の私はすぐ飽きそう…ww

おしまい!

*1:ツッコミは早口で言うもんだと思うし、高橋ひかるちゃんの滑舌の問題だとも思ってないです。高橋ひかるちゃん、好きです。

*2:「APD 『音は聞こえているのに聞きとれない』人たち 聴覚情報処理障害(APD)とうまくつきあう方法」小渕千絵著

ミーハーと呼ばないで!1ヶ月の備忘録

SnowManのファンクラブに入って1ヶ月が経ったのでその所感を書いていきたいと思います。
会員証はまだ届いていません。時間がかかっているようです。さすが。
 
私は10年ちょっとジャニヲタをやってきましたが、前記事で書いたようにデビューをきっかけに誰かにハマるということがありませんでした。
色んなグループがデビューして、普段一緒に同じグループを応援しているフォロワーさん達がデビューコンに色めき立っている間も私はあんまり強く心を惹かれることがありませんでした。流行りモノにはハマれないタイプです。
例にも漏れずSnowManもデビューしたてで私にとっては「流行りモノ」の域、今までと同じようにスルーする方針でした。
でも…今回はそういうわけにいかなかった…何度目の正直か、流行りモノにハマってしまったという誰向けか分からん皮肉たっぷりの表現です。
 
初対面の人と好きなものの話になったとき、最近SnowManにハマっていると言うと大体「あ~!めっちゃ流行ってますよね!」と返ってくるので、
きっと私はこの人から見るとさぞミーハーに映っているんだろうなと思います。

 
「ミーハー」の意味を調べると「特に興味など持っていなかった物事が世間的に流行しはじめた途端に飛びつくような者を指す表現」とあるので、間違っていないどころか大正解なんだけど、違うんだって!私が流行りモノにハマるって凄い珍しいんだって!数年後もSnowManを好きでいるからな!と心の中で抗議してます。聞こえてますように。
 
ある程度年季が入ったジャニヲタは知っている、「ごく出は永遠の新規」という古の言い伝えがあります。
これは「ごくせん」から仁亀のファンになった人は一生新規なんだぞとミーハーさに釘を刺したフレーズですが、ごくせんは2005年放送なのでごく出のファンは今となっては大ベテランです。
だからわたしも今はミーハーだけど10年後にはベテランになるというライフプランです。
 
こちらは黒柳徹子さんがピアノを始めたときについての言葉
「私はピアノを始めたとき、いい年だったのよ。今から習ったってしょうがないって年だったけど、考えたの。今始めなかったら来年の今頃、私はこう思うわ。
『去年始めていればピアノ歴1年だったのに』って。そして10年たったら『やっぱり10年前に始めていればよかった』って思うかもしれないでしょ。だって10年続ければ
もう初心者じゃないわ。ピアノ歴10年って立派なキャリアよ。だから私は思うの。何事も始めようと思い立った時に遅すぎることは無いの。その瞬間から始めればいいの。
何年か後であの時始めればよかったって後悔するよりいいわ」
 
ジャニーズとは全然関係ないある動画のコメント欄でこの言葉を見つけて、すぐファンクラブに入りました。
コンの応募締め切りから1ヶ月というなんとも残念なタイミング。もうちょっと早ければ…!
 
さてこんな新規ですが一応ジャニヲタを10年超やってきたので、新規という立場の作法はわかっているつもりでいます。
郷に入っては郷に従うということ。
楽しいからってハジけすぎないで、非ヲタや番組関係者の顰蹙を買うような行為・言動は避けること。
そして古参を尊重すること。
ただし人によって応援のスタイルは違うし、古参だから偉い、過度に幅をきかせていいというわけでもないと思っています。
今までを支えてきた古参も大事、これから一緒に盛り上げていく新規も大事。
(新規目線だけじゃなくて古参目線でもこう思います)
ただ、デビュー組よりもはるかに目にする機会が少ない中でJr.の彼らを見つけて、貪欲に彼らを知ろうとしたことは称えられるべき事実!
特にSnowManはデビュー直前に増員した経緯があって、その時のファンの戸惑いは私のような新規には理解しようとしてもできないでしょう。
デビュー前から私の周りにはSnowManのファンもいたし、グループの名前は知ってたし、それなのになぜもっと早く知ろうとしなかったのか…と時々後悔もするんですが、
Jr.には興味が湧かない、という私の性質なのでそれは仕方ないんです(殴らないで)。
 
1ヶ月しか経っていませんが、絶賛無職で時間が有り余っているので1日2~3本を目安にSnowManYouTubeチャンネルを見ています。
もちろんJr.の頃の動画も。コメント数がとても多くて、どこそこの誰が可愛いとか、画面に映ってないメンバーの声まで聞き漏らさずコメントしていく方達の愛に脱帽しています。とにかく量がものすごいので、いちいち見ていると肝心の動画から意識が離れてしまうことも多いのですが、コメントを見る価値はあると思っています。
 
なぜかというと、YouTubeのコメントから得た情報がたくさんあるから。
デビュー前は阿部ちゃんがあざといキャラじゃなかったことや、白はファンのメンバーカラーだったこと、さっくんがグループのために性格を変えたこと等々。
 
そして何より、色んな人がいるということです。6人の頃からのファン、加入組の元々のファン、9人になってからのファン、そしてもっと細かく言うならば加入の3人を受け入れてる人もいれば未だに受け入れられないという人も全然いるという印象。
大好きだった6人のSnowManが変わってしまって苦しむ人、自担が違うグループに入ってしかも受け入れてくれない人がいて苦しむ人、最近好きになったメンバーがたまたま加入組で、受け入れてくれない人がいて苦しむ人。
まあ特に苦しんでない人もいっぱいいるだろうけど、コメント欄を見ると傷が生々しく見えてくるのです。

 
私は新規でしかもオリメン側担なので一番何のダメージもない立場ですが、YouTubeチャンネルに3人が参加し始める丁度境目くらいの動画のコメントをいくつか見ると「うちの子をこれからよろしくお願いします、こんなに良い子なんです」とかいう思わず泣けてくるコメントがあったりして…純粋な好きという気持ちが伝わってきてじーんとすると同時に、複雑さが心中察するに余りあるという感想。
(ちなみに私も無傷なわけではないです。新規である以上ね。でもそれだけ。)
 
先日の公演のレポを見ていて、1つ学級会案件がありました。
ペンライトの色を是非白にしてくださいね!という、メンバー直々のお願いがあった件について。
おお、それで揃うならいいじゃんか!と最初は思ったのですが前述した通り色々な心境のファンがいることを考えると一筋縄じゃいかないよなぁと思います。
グループカラーを白にするならラウールのメンカラを白以外にするべきだった、そもそも目黒くんが黒っていうメンカラな時点でペンラのことを考えられてないよね、という意見が大多数。確かに私もSnowManのメンカラ調べたとき最初に思ったもんなぁ…

 
あとは…やっぱりヲタというのは自担に認識してほしい欲があるので、うちわでアピールできないような席になったらせめてペンラをメンカラに光らせたい。あなたのファン、ここに!という気持ちはとてもとてもよくわかる。今まで応援してきたグループでメンカラペンラを持ったことが1回もないのでそれが普通だと思ってたけど、メンカラ持てるんだったら持ちたい(SnowManはメンカラのキンブレが公式から出ているそうなので本来はそれなら問題ない)。

 
ちょっと話が逸れてしまったけどやっぱりメインの議題は、「SnowManにとって白という色がどれだけ大切なのか」に尽きますね。
正直1ヶ月のペーペーがこんなデリケートな議題について、どこが問題なのかすら網羅できるとは思いません。
だけどモヤりポイントがいくつか存在することは理解できます。
 
1ヶ月にして垣間見えるものがあって思ったのは「時間が解決してくれる」ということでした。
自分も変わるし、ファンも変わるし、本人たちも変わる。良くも悪くも、だんだん慣れるのかなぁって思いました。
なんだかんだ各々で落としどころを見つけたり決断したりするんだろうな!
色んな意味で落ち着いてくるとあんまり学級会とかしなくなります。学級会できるうちが華!
と、他Gではだいたい中堅となったヲタクです。

はじめての担降りブログ

担降りをします。
 
私には今まで通算で3人の自担がいました。
そのうち1人は私が沼落ちしてからすぐ脱退してしまい応援をやめてしまったけど他の2人はしっかり6年以上応援していて、
コロコロいろんな人に心を奪われるということも特になくわりと一途に(ではないんだけど)
ヲタクをやってきたという自負があります。
 
3人のうち2人は脱退してしまったのでそのタイミングで降りましたが
ただ1人まだ脱退していない人がいます。
 
2015年から応援していた小山慶一郎さん
通称小山事変や自粛などあった時期、彼のイメージ的に致命傷を負い仕事にかなりの影響は出ましたが私はめげずに応援してきました。
 
私はそもそもスキャンダルとかそういうのがあってもステージの上やテレビの中でアイドルしてくれればそれでいいというタイプで、
所々で見られる慶ちゃんのわかりやすいあざとさ、コヤテゴのわかりやすい甘さが大好物でした。
 
NEWS4人の空気感が大好きでした。
ライブDVDの円盤も隅から隅まで何十回も見て、パッケージを入れてるビニールがよれよれになりました。
4人の良さをどうしても色んな人に知ってほしかったので、ライブに非ヲタ友達に一緒に入ってもらったりDVDのここが良い!ここが可愛い!ってとこをピックアップして鑑賞会したりしました。そのくらい私の中で完璧なバランスでした。
 
その中で2020年6月、てごちゃんが脱退してしまった。
4人それぞれ良さはあるけど圧倒的なキラキラ感、高音がよく出る声、愛されるキャラ
それは誰もが認めるてごちゃんの持ち味だったと思います。
脱退を知ったときは本当に何もわからなかったから頭真っ白だったけど、
会見を見て、ある程度脱退の理由に納得しました。
やりたいことは、すぐにやりたい。っていうのは私も行動派人間としてすごーくわかるので。
そうして納得した次に考えたことは、てごちゃんが持つキラキラと声とキャラを永遠に失ったNEWSを受け入れられるかどうかでした。
こう書くととても酷なように思えるけど、私がファンになったときのNEWSはもう4人だったし
NEWSの歴史の中でももう4人期間が一番長くなって、思い出がたくさんありました。
こっからもう減ることはないって本人も言ってたし私たちも思ってたよ。この4人以外ありえないんだよ。
 
そして7月にあったオンラインミーティング、もちろん3人。
普通に楽しかったけど、どこか寂しい感じ。
いつか受け入れられるようになるんだろうと思っていました。
 
コンが振替になり、STORYも行ける会場は平日だったので行けず…
年末の歌番組も一応見たけど、やっぱりどうもしっくりきませんでした。
そうしてだんだん興味が薄れていく感覚がありながらも、
降りる先もないし、だからといって長年ジャニヲタしてきた私の日常にジャニーズがないというイメージもなかったので
担降りという選択肢が現実にありませんでした。
 
そのときに丁度やってた、「NEWSな2人」で自担の行動に違和感を覚えたのでした。具体的な内容は省きます。
 
every.を自主降板してからは背負っている荷が下りたのか、
NEWSな2人をはじめとして随分と素が出ているというかのびのびとやってるなぁって感じることが確かに多くありました。
だけどこんな感じだったっけ?
素がこうなのか、それとも素を演じてやりすぎているのかはわかりません。
なんなら、「変わった?」と思ったのがそもそも気のせいなのかもしれません。
でも、シゲが「番組終わるぞ!(うろ覚え)」と喝を入れて「それは困るな笑」みたいな感じのやりとりもあって
自担は慶ちゃんだけど性格とか考え方が圧倒的にシゲ寄りの私は、すこし困惑しました。
 
グループの露出がないこともあり、このあたりから興味が薄れていく感覚が加速しはじめ、
WORLDISTA以外のDVDを手放しました。
 
 
 
 
そのとき出会ったのがSnowManでした。
Jr.のときからグループ名は知ってたけど、Jr.には興味なしの人間なので知ってるのはグループ名と時々天気予報で見る阿部くんくらいで
デビューしてからも正直あんまり興味ありませんでした。
ヲタク友達にYouTube勧められて見たけど、阿部くん以外のメンバーはわからないのでがっつりはハマらなかったです。
(でも頭がいい人にめっぽう弱いので阿部くんに対する好感度は限りなく高かった)
 
それから、ジャニーズには興味なかったであろうフォロワーさんが次々と沼落ちしていくのを目の当たりにして
「そんないいの??みんなJUMPも見てくれよ!ダンス上手いし面白いしそれぞれの個性もあるよ!!」
とこっそり心の中で叫んでおりました笑
 
流行っているものにハマれない私…
ジャニヲタになってからキスマイを筆頭にたくさんのジャニーズがデビューしたけど、
デビューシングルのご祝儀買いとかもしたことなかったしCDレンタルもしたことないし、もうとにかく積極的に情報を得にいくことが一切なかった!
 
のですが…
いつも日曜の昼はスクール革命を欠かさず見る私、その後の時間帯に放送してるそれスノを何の気なしに見てみた。
おもしろかった。
メンカラのつなぎ着てるから誰が誰なのかわかりやすいし、企画も簡単で理解しやすい。
これはと思って、設定を毎週録画にしてみた。
いつの間にやら全員の顔と名前を一致させました。
 
そこから細々と公式の動画チェックを始め…
ここで止まれてたらまだよかったんだけど、阿部担が作った阿部ちゃん布教動画をワクチン打った療養中にYouTubeで見まくってたらドボンした(簡潔)。
やっぱりゆっくり歩かないと新しい沼って見つからないものですね!
 
これまでデビューした子達って、デビュー時点ではまだ若くて未完成というか、これから見た目も中身も磨かれて垢抜けてかっこよくなっていくのね!って感じだったけど、SnowManの場合は20代後半のメンバーがたくさんいてもう見た目も中身もある程度完成してるというのが私にとっては大きかったように思います。
このへんはメリットでもあってデメリットでもあるのかなと思うけど、私的にはメリットです。
 
あとやっぱり似たような人を好きになるんだなぁというのをひしひしと感じています。
慶ちゃんも阿部ちゃんも高学歴ジャニーズというくくりだし、あざとさに定評があるし、身長同じだし(178cm)、説明役任されがちだし、ピンクと仲良いし、低音にも定評があるし、1月の中旬になるとセンター試験に触れて学生にエールを送ってくれるし、まあ顔は全然似てないしその他違うところもたくさんあるけど、私が阿部担になるのって多分どっからどう見ても「だろうな」だと思う笑 
 
こんなに現在進行形で勢いのあるグループ好きになるのも、しかもその中で人気あるメンバーを好きになるのも、自担と3歳しか歳が違わないのも、デビュー2年目というタイミングで応援し始めるのも初めてです。今はミーハーって思われるかもしれないけど、多分5年先までは続いてると思います。大体いつもそのくらいのサイクルで自担が増えたり変わったりするので笑 阿部ちゃんって人気あるよね!?私今まで田口岡本小山担だったからこの感じ初めてだよ(コラ)
今の時代、YouTubeにいけば公式から動画がたくさん出てるから過去の勉強もしやすいね。毎日せっせと見てます。
前まではヲタが作った布教動画見るくらいしか出来なかったよ…過去の雑誌買うなんてキリがなさすぎて非現実的だし。
最新作のアルバムは予約したし、マルチアングル鑑賞会が効いてD.D.の初回盤もメルカリで買いました。公式だと8000円くらいするから!!
CD買うなんてすっごい久しぶりかもしれない。
 
 
そして話は戻りますがコロナがなかったら全然NEWSへの気持ちも違ったんだろうなぁ。
てごちゃんはSTORYが終わったら辞める予定だったって言ってたから脱退は免れなかったとして、
でも私はSTORY当選してたから4人で四部作完成させるのを見届けることはできたし、てごちゃんも四部作完成前に脱退しやがってって叩かれることもなかった。
次のFC更新が7月だから、それまでにコンあれば入って気持ちを固めたいと思います。
なかったら多分そのままフェードアウトしちゃうかな…
 
NEWS担やっててつらいことも楽しいこともたくさんあったなー。
「小山くんはあの一件がなければ好きだったんだけどなー」って他G担に言われてすごく悔しかったよ。
ばかだねえ。その後はお酒は気を付けるようになったっててごちゃんの本に書いてあったからこれからもちゃんと気を付けてね。
NEWSいま何人なの?とか何回聞かれたかわからないし私も自虐の仕方を覚えちゃったよ。
同じグループの他担に一時期すっごい叩かれてて愚痴垢とか出来まくって犯罪レベルのこと書き込まれてたの知ってる?いや知らなくていいや!笑
何言っても何してても叩かれてた。好きな人が叩かれるのしんどかった。
だけどいつもMCとかで「僕らのファンはすばらしい!」みたいなこと言ってたから大丈夫なんだろうなって思った笑
 
ディズニーランドみたいなネバランがすごく好きだった。東京ドームで全然サプライズとかないのに自然にファンが歌い出して大合唱になったアンコールのU R not alone。
初めてアリーナのブロック最前当たったとき慶ちゃんのトロッコがこっちに曲がってきて吐きそうっていうか胃がキュキュッとしてすごい鼓動が全身に波打つ感覚があってめっちゃ一生懸命叫んだけど結局お尻だったネバランwww
センター試験の直前に発売されてよく聞いてたからセンターを思い出すKAGUYA
就活のとき聞きまくってたせいで今でも思い出すからあんまり聞けなくなっちゃったアルバムエプコ。
他にも、その曲が出たとき私が何しててどんなことで悩んでたとか、聞くだけで思い出せるのいっぱいあるよ。
高校生後半から24歳まで、色んな壁にぶつかる数年間はNEWSと共にあったよ。
 
バラダン見てると私が好きだった慶ちゃんは完全にはいなくなってないことがわかる。
コメントを求められたときに的外れにならずに丁度良い長さでまとめられるのがすごい。
でもNEWSは4人のままではないから、3人になったから変わっていかなければいけない。
私はその変化に適応できなかったけど、コロナが終わればきっとアピールする場があると思うから
どんどんパワーをつけて戻りたくなる場所にしていってほしいなー。
 
 
NEWS今までありがとう!
またいつか!

電話が嫌いで会社を辞めた新入社員の自分語り

新社会人の皆様、おめでとうございます。
以前就活記で書いた会社に入社したあと、
半年で適応障害になりその2ヶ月後に休職、さらに1ヶ月後に退職しました。
 
その後は短期のバイトをしながら就活をして内定をいただき、5月からまた働く予定です。
 
で、
退職してから、元気な時は自分が心の不調を抱えたことを備忘録としてブログに書いていたのですが、
自分で読み返すと不幸自慢のオンパレードに見えてきてしまい全部消してしまいました。
でも、たまたまでもこの記事を読んでくれた人にあるメッセージを伝えたくもう一回書きます!!
そのメッセージとは!
 
自分に一番優しくしよう!!
ということ!
 
正直私はこれ以上ないくらいメンタルが弱いです。
だから会社が悪いというよりは私が弱すぎたからこうなったと今も思います。
だから読んでてイライラすることもあるかもしれないけどちょっと自分語りさせてください!
 
私は5月の入社当時から電話が大嫌いでした。
毎日毎日ツイッターで電話が嫌だってそればっかりつぶやいてました。
電話って記録残らないし何言ってるのかわかんないし焦るから嫌いな人多いですよね。
先月くらいに、ツイッターのトレンドで「電話恐怖症」ってあってめちゃくちゃ共感しながら読んでました。
電話自体が緊張するのもそうなんだけど、静かなところで声を発することが苦手でした。
自分が言ってることに自信を持てないから周りの人に聞かれたくないっていう感じです。
仕事に限らず、趣味でもなんでも、自分の言ってることに自信がもてない。
なのに無駄にプライドが高いのでできないやつって思われたくない。
静かな事務所で電話するのがどーーーしても嫌な時は休憩室に行って自分の携帯からお客さんに電話かけたりしてた(アウト)
 
こんなんでもしばらくは大丈夫だったんだけど9月に消費増税の駆け込みでド忙しい期間が2週間くらいあった。
こういうド忙しいときでも先輩は優しいのでいっぱいいっぱいになってる私を気にかけてくれたし、
なんていうか忙しすぎてハイになってるのと事務所もガヤガヤしてたから電話に対する抵抗感もちょっと和らいだ
 
10月、閑古鳥
それまでの仕事量が嘘のように減って事務所も静まりかえっていました

電話は聞かれてるし来客対応も全部聞かれてる
そのことを考えると気分がずーんと沈むようになり、それとは関係ないと思うけどある日1件私の中ではそこそこ大きいミスをしました
結局先輩に助けてもらいながら自分で各所に電話をして謝って(そんな深刻な感じじゃなかったけど)終わりました。
狭い事務所なので、もちろん事務所全体に全部聞こえてます。それがきっかけだったのかわからないんだけどそれくらいの時期から小さなミスが目立ち始めました
 
「申し訳ない」っていう気持ちって、すごくエネルギーを使うなと私は思っていて 
なんか理不尽なクレーム受けたりとかしたら「クソ!!!!」って言って3歩も歩けば忘れちゃうけど
ミスをしていろんなとこに迷惑をかけた、しかも新人だから一人で尻ぬぐいも満足にできないってなると10だった仕事を15くらいに増やしてるわけだからめちゃくちゃ申し訳ないし私はその申し訳ないっていう気持ちが後を引いちゃって消耗してました。
 
で、小さなミスの積み重ねからの悪化がめちゃくちゃ速かったです
まず仕事中に集中力が切れてしばらく集中することができなくなり、いつもわかることがわからなくなり、ミスと言えないくらいの小さいミスでもパニックになって涙が出るようになったのが10月末のこと
このあたりで初めて心療内科にかかって適応障害という診断を受けました
でも正直休職とかましてや退職なんて考えるほど酷くないと思っていたので普通に働き続けました
 
ところがじきに仕事中呼吸が苦しくなり(ずっと風船膨らましてるような、脳に酸素がいってない感覚)、実際呼吸がちゃんとできてないので指先が痺れたり視界がチカチカしたりして、次に左耳が聞こえなくなりそのうち過呼吸を起こした
それである11月末の朝、制服に着替えてからそのまま動けなくなり上司に休職したい旨を話すという流れだったような気がします
 
休職に入ってからも一筋縄ではいかなかったっていうかここからが本番っていう感じある笑
自宅療養なので家にいる時間が増えます
その時の私が一番求めていたのはとにかくある程度回復するまで放っておいてくれることでした
ところが母、私が仕事のどんなことで悩んでてどういう経緯で休職までいってしまったのか気になる様子
当たり前の親の姿だとは思うんだけどこちとら精神的に疲れ切っていて事細かに話す余力が無いしもちろん気晴らしにお出かけ~とかいう元気もない
 
のに、「ちょっとは外に出て運動したら?」とか言ってくる
あまりに私が動かないので休職3日目くらいで母が話し合いを持ちかけてきた
同じ家にいるのにそんなつっけんどんな態度をとられても困る、ためこまず何でもいいから相談してほしい、とのこと
 
でも甘ちゃん私、一人でため込むっていうのが基本的にできなくて愚痴りたいことはしかるべき人に話しちゃうタイプ
会社の先輩とかにダラダラと垂れ流していたので全くため込んではいませんでした
ただ母に話すという選択肢がなかったから話してないだけ
ではなぜそういう選択肢がなかったのかというと、母に価値観を押しつけられた経験があったから
考え方や行動を強制させられたりバッグや勉強机を勝手に漁られたりというちょっとマイルドな毒親ちっくなところがありました
遠い昔に相談したことはあったけど、どれだけ私が自分の意見を主張しても無駄でした。聞いてる振りして全く聞いちゃいない。
 
そういうことがあったので話していませんでした。でもどうしても仕事の悩みについて話せというので話したらやっぱりわかってくれなかった。
せっかく休職して仕事のストレスから離れたのに、その日に母との話し合いにエネルギーを費やしすぎたためその日から寝たきりになりました。
部屋の一点に寝転がって、スマホ触るでも寝るでもなくずーーーーっと壁見つめてる。そんなのが一日中でした。
毎日本当に死のうと思ってて、確実に死ねる方法って飛び降りだよなって思って近くの高いマンションに行ったらオートロックで入れなかった(あほ)。
かろうじて心療内科に行く元気があって外に出たときも電車に飛び込めなくて泣きました
 
というのが大体2週間弱続きました。いや短っ!て思うかもしれないけど私が初めて本気で生と死の境にいた期間でした。
小学生のときから結構定期的に希死念慮とかくるタイプなんだけど比じゃないくらい強くて死ぬこと以外なんにも考えられなかった
こんなのが何ヶ月も続くのがうつ病なんだろうな~マジでつらいなって明けてから思った。
後からわかったけど症状自体はうつでした。でも期間の差はでかいよねーだからうつ病と戦ってる方の気持ちは1%くらいしか理解できてないことはわかってます。
 
その後は結構元気になってきてマカロン買いに行ったりメイク勉強しに行って充実してました!!
でも年末になってまた母と色々あってまた3日間寝込んだとともに将来の一人暮らしを決意した!!ww
 
そんなこんなで年が明け、復帰する予定でしたがまた出勤初日に動けなくなったので笑
そのまま退職し色々あって今に至ります
 
 
自分語り長くなっちゃったな!!!!
言いたいことはひとつ、みんなとにかく自分を大事にしてほしい
twitterとかで疲れた~とか会社辞めたいわ~とかのツイートに対して、おいしいもの食べて頑張ってとか推し見て頑張ってとかいう反応って普通だと思う
おいしいものや推しで元気が出るならいいけど、それらに対して興味がなくなってきたり苦痛を感じるようになったら頑張りすぎです
記憶あいまいだけど私の初期症状だった「小さなミスが増える」と同じくらいの時期から、好きだったカフェ巡りとかしなくなってしまいました 
 
私の場合は職場の人間関係は全然問題がなくて、だからこそどうにもならなかった。
仕事中は仕事しかすることがないのに、その仕事内容がつらかった。
先輩に相談はできる状況だったけど、だからといって1人だけ電話に出ないわけにもいかないし1人だけデスク以外のところで仕事するわけにもいかないので。
どれだけ考えても辞めるしかなかったと思う。強いて言えば慣れることで少しはマシになるだろうけど、実際慣れる前に体がギブアップしてしまったし半年間も毎日続けて慣れなかったんだから合ってないんだなと諦めました。
 
私の周りの人たち、仕事嫌だなって言ってる人いっぱいいるけど辞めずに頑張れてるのがマジで偉い私には出来なかった
でも本当に休日が楽しめないくらい嫌なら私みたいに動けなくなる前に辞めちゃおうね!!(下手に役職つくと辞めづらくもなるしね!)
カウンセラーさんに話聞いてもらうのも効果大です。ストレスの種類とかがわかったりするし、丁寧に紐解いてくれるから思わぬところで点と点が繋がったりします。病んでても点と点が繋がったときはテンション上がるっていうか目の前がぱっと明るくなった感じがするよ!
 
というのが、甘ちゃんなのに病んじゃった私から僭越ながらのアドバイスです。
みんな無理しないで自分のために生きようね

実家暮らしの女子大生が鼻を整形したという日記

※あと2週間で女子大生終わるんですけどね※

 

 

目を二重に整形してから約4ヶ月経ちました。

あれから2ヶ月後にエラにボトックスを打ちました。

そんな感じでどんどん顔面のアップデートを進めていましたが、

整形沼にハマるまいと最後にしようと心にきめて鼻整形に手を出しました。

(一つのヤマである鼻に手を出した時点でハマっているといえばいえるのだが)

やりたい整形なら山ほどあります。でも適応がないのでそれらはやりません。でもあったらいいのになぁという手術はあるので、今後それが実現してある程度の術例が出てきたらやっちゃう!多分やっちゃう!!

 

今回私がやったのは鼻尖縮小と軟骨移植です。

鼻の軟骨を結び合わせて鼻先をキュッとしたのち、さらに耳の軟骨を鼻先に移植して高さを出そうというものです。お値段はお薬や麻酔など込み込みでだいたいどこも50~60万円。

これをすると5日間は鼻にギプスがくっついています。

整形は親に言わない方向性の私、これは5日間家に帰れないことを意味しています。

そこで今回は鼻整形をしてそのまま大阪に旅行に行くという超絶スケジュールを組みました。普通は整形ってお仕事とか休めるときにやって基本家に引きこもるんですけどね…私の場合は無理なので…

 

元々、私は鼻がコンプレックスだったかというとそうではないです。

鏡を見たとき鼻はあんまり気にしてませんでした。つり目のほうが気になるくらい。

ただ一番のコンプレックスである一重まぶたを整形によって解決して、次は鼻の醜さが気になってしまった…というよくある整形沼のお話です。

 

今までプチ整形と呼ばれる類のことしかしてこなかった私、こんな大きい手術は初めてです。

腫れがなによりも怖くて、なんでもいいからなんとか対策できないかな~と思いながら情報収集をしていたんですがなかなか見つかりませんでした。

そこで今回私はまったく腫れなかったのでこれから鼻を工事する方の参考になればとここに日記を残させていただこうと思います。どれが効いたかわからないんですけどね。

 

【手術前日】

しばらく頭を洗えないと思ったのでしっかり2回シャンプー。頭皮カピカピになるくらい洗った。ダウンタイムのシャワー問題、シャンプーハットでいけるってのも見たんだけど私はシャンプーハットのポテンシャルを信じ切れていないのと、たぶん器用に洗えなくて濡らしちゃうので洗わずに乗り切る予定でした。耐えられなければ旅行中に1回シャンプーしに美容院行こうかなというのも考えていた。

そして次の日から寝不足になりそうだったのでたっぷり寝ました。

あと関係あるかわからないけど、前提として私は水分をあんまりとりません。

食事とともにコップ1杯、寝る前に1口分あれば1日乗り切れることが多いです。

てごにゃんは食事中に500ml飲むって会報で言ってましたね。やば(語彙力)

 

【手術当日(0日目)】スケジュール:手術⇒バイト(アホ)⇒ホテル宿泊

食事も水分補給もダメなので起きてから何も飲食してません。

予約が12時30分だったので12時20分、キャリーをころころ引きながらクリニックに到着。

それからまず支払いをして、手術着に着替えます。おむつも用意してありました。

今回は静脈麻酔っていって、寝ちゃうやつなので漏らしかねないのかなるほど…と思いながら赤ん坊ぶりにおむつを着用してコンタクトを外し、不織布の帽子をかぶります。

次にモニター用の写真とカルテ用の写真を撮り、鼻のデザインを先生と決めました。鼻の先端をどの方向に伸ばすかっていう相談だったんですが、ぶっちゃけ理想とする形はあるけど伸ばす方向??なんぞや??という感じだったので一番オーソドックスなものにお任せしましたww

そしていよいよ手術室に通され、身長体重とアレルギー、服用している薬や手術後どうやって帰るかを看護師さんに伝えます。麻酔するから車は運転できないので。

そして血圧と脈を測る機械をつけて、手術中動かないように手をベッドに縛りつけられます()

そして看護師さんに鼻毛をジョキジョキと全伐採してもらい点滴をうって、最後に目にガーゼみたいなのを置かれて視界ゼロで先生を待ちます。

先生が入ってきたら口に酸素チューブを突っ込まれて、それからさっきさした点滴のところからかどこからかわからないんですけどいよいよ静脈麻酔を注入するんですがこれがすごかった…!

隣の看護師さんの「眠たくなるお薬入れますよ~」「○○cc入れまーす」の声掛けから意識なくなるまで秒です。何せ上から顔を照らしてるあのライトがまーーー明るいので天国に行くかと思いました。こんな感じで死ねるなら死ぬのも怖くないなって感じでした。

 

そして途中で意識戻ってきたんですがそれは先生が耳を何かしてるとき。多分軟骨を採取し終わって後処理をしてる時かな?麻酔効いてるのでぜんぜん痛くはないんですけど、うわー耳が~~って思ってました((

ほんで朦朧とする意識の中、これからその軟骨を鼻先に入れるんだろうなって思ったので、か細い声で「ある程度の変化がほしいのでそんな感じでお願いします…」って言った気がする。そんな感じってどんな感じだよ。そしてそんな重要なことを手術中にオーダーする患者ww先生困惑しただろうな。デザインのときに言わなくてすみません。

そしてやはりその軟骨をこれから鼻に移植するっぽかったので、「鼻の前に眠りましょうね~」の声とともにまた静脈麻酔をかけて眠りました。

次に意識が戻ってきたのはすべてが終わって鼻の中を縫ってるとき。痛かったけど麻酔すると血が出てきちゃうらしかったので耐えました。

 

そして最後に鼻に綿球をつめて上からギプスで固定、耳を保護してリカバリー室に移動。

このとき16時40分くらいでした。

点滴をうちながら回復を待ち、お薬の説明を受けて帰りました。抗生剤と痛み止め。あと院内ポスターで「ダウンタイムが半分に!」とかって書かれてたシンエックというサプリメントを買いました。高かった…腫れないためならなんでもしたかったんです…

で、バイトを入れていたので完全に麻酔が抜けきらないままバイトに向かったんですけどその電車が結構きつかった…!鼻血は垂れてくるし、麻酔抜けきってなくてふらふらなのに帰宅ラッシュなので座れない。自分のせいですけどね。ちなみに満員電車でつり皮をつかもうとしたおっさんの手に鼻を攻撃されたので手汗が止まらなくなる呪いをかけました。

そしていざバイト先着いたら帰れと言われたんですけどね、、、鏡見たらマスクに血が染み出ててびびりました。

 

そして家に帰れない私は新宿のカプセルホテルに。

安かったからカプセルにしたけど、今思えばあともう少し払ってでも普通のビジホにすればよかったなと思いました。

寝床以外は他の人がいるので、寝床以外はマスクをしないといけません。

でもギプスの上からマスクすると視界も狭くなるしただでさえ圧迫してるので解放してあげたいんですよね鼻を。でも人がいるからマスクしないといけない。

寝床以外はと言いましたが、鼻に詰めた綿球のせいで鼻呼吸ができないので、寝るときもマスクをしないと喉がしんどいです。結果ずっとマスクすることになるんですけど、耳も一応切ってるし痛いので地獄です。

痛みは、手術直後から3時間くらいは鼻の鈍痛。それが終わると麻酔が抜けた耳がどんどん痛みだします。じんじんずきずきする。

あとこの日は手術直後からずーーっと鼻水?か分からないけど鼻から怪しい水分がいっぱい出てきて苦しいこと限りなかった。替えの綿球全然足りないんですけど!!

しかもこれの何がつらいって、ギプスが鼻先より下までしっかりしっかり保護してくれているので、鼻水が上唇あたりまで垂れてきたのを拭くことしかできないというところ。

 

顔の腫れがなによりも怖かったので枕にタオルを何枚も重ねて仰向きで就寝。寝ると腫れるのが怖くて2時くらいに寝ました。

気にしすぎて、3時間ごとくらいに起きちゃって逐一しっかり仰向きで寝られているか(横向きで寝た形跡がないか)と、目のあたりを触って腫れ具合を確かめていました。

こまめな仰向けチェックが功を奏したのか翌朝ほとんど腫れもなく痛みもなかったです。

でも鼻呼吸ができないから起きるたび口の中のカピカピ具合にびっくりしてたかな…舌が張り付いて呼吸が苦しいの…どのレポ見ててもみんな書いてるからみんな通る道なんですね。

 あと気をつけてたことなど特筆すべきことは特にないけど、ギプスを固定してるテープが口の少し上までしっかり貼られていて口を開けると鼻が動いて痛いので食事はとりませんでした。自宅から持参したパンを、薬を飲むためにひとかじりしたのみ。水分も薬を飲んだときのやつのみ。あとマスクは男性用のゆったりしたものを。

 

  

【術後1日目】スケジュール:FREE⇒夜行バス大阪行き

この日は9時くらいに起きてまず綿球をとって両鼻を開通しました。

そして昼にチェックアウトして、ずっと行きたかったパン屋さんに行ったりネカフェでだらっとしたりラクマで売ったものを発送しにいくなどしました()

 

 

鼻と耳の痛みは落ち着いてきました。あといろんなレビューで鼻水がもう本当すごいって書いてあったけど、私は思ってたよりはって感じでした。まあ普通にいつもより出るし垂れてくるのをぐりぐり拭けないのでめんどくさいし不快なんだけど、花粉症持ってるのでひどい時期はこんなもんじゃないし、大丈夫。昨日よりよくなった。

この日は朝食抜き、他の2食でパンとスパゲティを食べました。普段どおりの食事です。水分も普段どおりあまり摂らず()

そして夜行バスの座り寝は慣れてないので首をいじめ倒したけどダウンタイムに腫れないようにするという意味では最適な寝方だったと思います。翌日も腫れゼロ。

 

【術後2日目】スケジュール:大阪のお友達のおうちにチェックイン⇒ぶらぶら

この日も食事は普段どおり、何も変わったことはせず鼻水もちょっとは出るけど花粉ピークよりはマシだなってレベル。でもたくさんしゃべるので片耳が塞がれているのが会話に邪魔だなと思うようになった。

あと頭を洗ってないので前髪がしっとりしてきて気持ち悪かったのでお風呂で前髪だけ洗いましたww鼻と耳に水がかからないように細心の注意を払って立ったままガラケー並みに体を折りたたんで無事洗えました。

 

【術後3日目】スケジュール:京都観光

このへんからギプスを固定しているテープがちょっと剥がれてくる。

あと、ところどころテープの上がべたべた?していて触ると気持ち悪い。

頬とかなので場所的に皮脂じゃないと思うんだけど、もしかして鼻の皮脂がすごすぎて頬のあたりまで漏れ出してる???と一抹の不安。NO洗顔4日目だからな…

テープが痒くて剥がしちゃったとか、ギプスの下の鼻が痒くてちょっと掻いてたとかの声もあったけど私はそれらはなかったです。

私の鼻脂性肌なんですけど、だからかな?テープは単に肌に合うか合わないかだと思うんですけど…時期的な問題もあるかも。

あと鼻の穴を見たら、血のかたまりが穴の4割くらいを塞いでいた。

取ろうにも痛くて取れないのでこれはお医者さんにお任せすることにする笑

夜は前日に洗髪を学んだので前髪だけ洗髪

 

【術後4日目】スケジュール:USJ⇒夜行バス東京行き

雨降ったし寒かったけど楽しかった!!!!yeah!!!

 

【術後5日目】スケジュール:抜糸⇒帰宅!!

 朝東京に到着し、ネカフェで2時間時間をつぶしてから朝イチでクリニックへ。

ついたらすぐ手術室に入って、先に看護師さんに耳の保護を外してもらいます。

そしたら先生が入ってきて鼻のギプスを外してもらってなにやら仕上がり確認をしている様子。

そしてすぐまた看護師さんが入ってきて、いよいよ抜糸です。

まず耳の抜糸。こっちは痛くない。

そしていよいよ鼻の抜糸…!!!

なのですが鼻の穴を4割塞いでるかさぶたをどうにかするのが先なので、

濡れ綿球をぐいぐいと押し込みふやかしていきます。この時点で痛い。

でも極力痛くないようにちょっとずつとってくれてました。

そして全部かさぶたがとれたら抜糸!

まあ噂に聞いていたとおり痛いですね。

思わず涙目になるレベルのが2回きた。他はちくっちくっという感じ。

これも極力痛くないようにしてくれてるんだと思います。

ただ、多分抜糸するのに使ってるすごい先細のピンセットであろう何かの先端が鼻の中に当たると痛い、、

ここまで約40分。抜糸って10分くらいで終わると思ってたんですが丁寧に抜いてくれてるのか思ったより時間かかりました。そして全部終わったらモニター写真とカルテ写真の撮影して帰ります。

この時点では鏡を見ていないのでどうなったかわかりません。

帰り際にお手洗いを借りてついでに鼻を見ると確かに変わってる!!すごい!!

じっくり観察するのを心待ちにして帰路を1時間。

家に帰って鏡を見るとしっかり高さが出てて満足です。人中も短くなった気がする!

自撮りもしたけど、これは変わったのかあんまわかんなかったなぁ。

整形前は自撮りの方が鼻の醜さが際だっていたのに、整形後目に見えてわかるのは鏡っていう。謎。他の人からはどう見えてるんだろう。でも横顔はしっかり変化してるしいいよね!

でもやっぱり元々の左右差がありすぎて気になるかなぁ…鼻中隔が曲がってるんだろうなぁ…どういう手術したら治るのか見当もつかないや…(わかったらまたやる説)

あと今の仕上がりにはけっこう満足だけど、ギプス外すと腫れが引いていって後戻りも多少起こるので最終的にはもっと落ち着いた変化になっちゃうんじゃないかと思います。なるべく維持してくれ~。

そして次に気になったのは毛穴問題。

鼻は脂性肌なのでさぞドロドロでひどい状態なのかと思ってたらそうじゃなかった。

角栓びっしりで触るとざらざらでって感じ。思ってた汚れ方とは違うけど普通にめっちゃ汚い。

肌は変わっていくのでこれに関してはクレンジングで根気よく改善していこうと思います。

お風呂に入って鼻先にお湯がかかると若干痛みます。

耳はシャンプーかかったら痛むかなと思ったけどそうでもない。イヤホンしたりマスクしたりすると痛い。というか自分の耳じゃないみたいな感覚です。

 

【術後6日目】スケジュール:なし

とにかく眠い。夜行バスの代償は大きい。睡眠は大事。

これ以降はあまり変化はなかったのでこの日を最終日とします。

鼻の中はなんかカサカサしていて引っ掻いたらぽろぽろとれそうだけどなかなかとれなくてこれが何なのかわからない。何でしょうこれは。

  

 

ギプス期間、テープ部分には化粧水や乳液を塗ってなかったのでその部分の乾燥がすごいです。鼻は脂性と書きましたが鼻尖は乾燥して皮がポロポロ剥けてる感じがします。鼻の中はまだまだ腫れてるっぽい。

鼻を押さえたくないけど鼻毛がまだないのでマスクはしたい。ので男性用。

耳はまだ触ると痛いです。今術後10日目に書いてるんですけど意外と痛い。鼻先はまだ赤いし鼻の中も腫れてます。

 

  

【まとめ】

埋没の施術でも腫れる方がたくさんいる中で、私はほとんど腫れませんでした。

今回も全然腫れなかった。だからラッキーな体質なのか生活習慣が腫れづらい仕様になってるかかな~と思いました。あとはシンエックや薬が効いたか…

 

そして、ダウンタイム中外出し続けた私が選ぶ、「外出するとき携帯するべきもの」4選!先に言っておきますが意外なものは何一つないです!ww

 

・ウェットティッシュ

 0~1日目は特に必要かと思います。鼻水がめちゃめちゃ出るんだけど、鼻の中で固まってる血に触れてから出てくるのでもれなく赤いです。ほっとくとふとしたときにマスクを外すとまずい顔になるので拭きたいですよね。それ用。

除菌して清潔に保つって意味ではアルコールでもいいかもだけど純水でも十分だし、私はいっぱい持ってきたわけじゃなかったのでいつも朝の洗顔代わりに使ってるピーリングシートで拭いてました。私の場合そのまま旅行に行くっていう特殊なケースなんですけどwwまあ濡れててきれいなら何でもいいと思います。

 

・綿棒

 これはね~要ると思ってなかったからもってこなかったんだけど要ります。ギプスが邪魔で鼻がかめないので鼻水は垂れ流しなわけですが、定期的に鼻の穴を拭きたくなるんですよ。そんなときに使います。こよりでは限界があります。私はほぼ放置してたんですけどそのせいでかさぶたが必要以上に大きくなって痛い思いをしたのかも?とも思います。傷が治りづらくなるので拭きすぎもよくないけど、1日目の段階でもうちょっときれいにしとけばもしかしたらよかったかもと思うので入れました。

コットン部分が大きくてふわふわで水分をたくさん含めるやつだとなおよし。

 

・替えのマスクと綿球たくさん

 特に0日目。術後おうち帰るまでに必要かと思います。マスクはもしかしたら黒か暖色系の色がついたものがいいかも。

 綿球は何も言わなくても替えをもらえるクリニックはあるかもだけど、私のとこはもらえなそうでした。でも帰るとき、術後すぐ入れた綿球がもう血でひたひたになっていて今にも垂れてきそうだったので替えをもらえますか?って言ったら4つくれました。帰るだけなら4つもあれば十分。でも私は帰れないので無限に欲しかった。笑

ちなみにドラッグストアで売ってる直径1センチくらいある綿球は入れるのが痛いんじゃないかなと思います。もうちょっと小さくてふわふわなやつとかあったらいいなと思いました。

ティッシュたくさん

 言わずもがなですよね。

 

一気に書いたからもう7200字になってしまったww

ちなみに親にはバレてないけど姉にはバレました!!

まあ姉はしょうがないかなと思います…埋没もボトックスも暴露してるし…

でも金額を言うと間違いなく引かれるのでそれはトップシークレットにしてます笑

初めてプチ整形をしました ~カウセ巡り→手術編~

卒論が終わった-!!!正確にはまだ終わってないけど私の中では終わった-!!
 
それでは前回に続きまして、今回はカウセ巡りから手術するまで編、そして最後に私が伝えたいことをお送りします。
 
*カウセ(カウンセリング)とは*
したい手術について、先生から説明を聞くことです。打ち合わせみたいな感じ。
美容外科に行く目的は、主にカウンセリングまたは手術です。 
先生の人当たりとか、希望する手術の適性とかを把握するための大事な大事な行程。

ここを怠って整形成功はありえない!
 
手術の適性というのはたとえばこう。
私の場合、目の幅がドドド狭いので目尻切開もしたくてそれも相談しました。
だけどある先生に、私の目は目尻切開ではあまり効果を感じられないだろうと言われました。目尻切開への適性が△だったんです。
こんな感じで自分の顔の状況、なりたい顔、希望する手術の方法が合っているか相談したり、手術のデメリットを聞けるのがカウンセリングです。
 
整形も魔法ではありません。
私は有村架純さんの顔が大好きなのですが、札束持ってクリニックの扉をトントンして有村架純の顔にしてください!って言ってなれるかといったらなれません。
家が建つくらいのお金と長い時間をかけて大きなリスクを負えばある程度までは近づけるかもしれないのですがそれでもそっくりは無理です。
黒目の大きさやパーツの位置、肌の色など、喉から手が出るほど欲しくても手に入らないものはたくさんあります。ちなみに私はできるなら声の整形をしたい。そんなん日本にはないけど。
かわいい人はそういういくつかの条件が揃ったパーツが絶妙なバランスで配置された顔面を生まれつき持っているわけです。そう考えるとただの奇跡です。私の顔面もある意味奇跡です。涙しか出ねえ。
 
で、一般人の症例写真がいっぱい見られるアプリを見て気になったクリニックをピックアップして、口コミから先生の美容外科歴などまでもろもろ調べ上げて、それから実際にカウセを受けに行きました。ふたえのときは4人の先生のところに行きました。
 
行った4院はフォロワーさんが受けてたお財布にやさしい大手のS、某Youtuber御用達のI、yes!な大手のT、そして好みな症例写真満載のM。
 
これだけ行くと自分の好みがわかります。
例えば、大手のSとTに行ったとき、混んでるのを見てちょっと不安になりました。
先生の前後のスケジュールがギッチギチな状態で手術受けるのはなんだか心配だし*1、何かあったときもさらっとした対応しかしてもらえないのでは…?と。だから症例が好みでも、大手は極力選ばないっていうこだわりができました。
 
最終的に私がお願いしたのはMでした。大手ではないけど整形界隈ではわりと評価が高いM。
待ち時間もそんなに無い。指名した先生も美容外科医にありがちなせかせかした喋り方ではなく、ゆっくりお話できました。
ふたえの適切な幅などなど基本的なことを聞いて、こちらからも数点質問して終了。
このとき諦めてた目尻切開のことも少し聞いたんですが、私の目がどうこうというよりは7割くらいの確率で後戻りが起こるので、効果がないと言ったらあれだけどそれを承知でやるならいいと思うとのことでした。なんだ~後戻りしちゃうんじゃん!よかった~!(よかったとは)
症例写真も好みのものばかりだし、先生も信頼できそうだし、この先生は人気で予約がとりづらいこともわかっていたのでこの日に手術の予約をして、支払いのことや当日の注意事項、1週間前からアイテープ等の使用が禁止(←致命的)なことをカウンセラーさんから聞いて帰りました。
 
ちなみに美容外科のカウセではエステみたいな強めの勧誘はほぼありません。見積もりによくわからない手術が足されてたことはありましたが笑、どこも最終判断はこちらに任せてくれます。何か契約しないとなかなか帰れないとかありません。向こうも暇じゃないので当たり前ですけどね。でもその代わりにオプション(細い針など)や、もっと高いコースをおすすめされたりすることはあることもある。
 
でも、カウセ巡りは楽しかった!
美容外科入るのって緊張するし先生とお話するのも緊張します。
ふたえの幅決めるときとかは自分で手鏡を持って先生には先細の編み棒みたいなやつでまぶたを押さえてもらうんですけど、緊張しいなので鏡を持つ手が震える笑 
でもどこの院内もめっちゃきれいだしお姉さん達もきれいで優しいし、何より自分の顔の問題がわかる!!
たとえば私はまゆげの高さが左右でめっちゃ違うんですけど、剃り方がおかしかったのかとばかり思っていました()
そしたらちがくて、目を開けるまぶたの力が左右で違うんだと。
まぶたの力が弱いと、まぶただけじゃ目が開けきらないから、目を開けるのをおでこで補助しているんだと。
だからまぶたの力が弱い方のまゆげだけ上がっちゃってるそうです。
これ聞いてほーーーー!!!って今年イチの納得でした。超感動した!!!
カウセは緊張するけどこういう発見があるからやめられないよね-!
 
そして、アイテープ禁止期間を乗り越えてついに手術当日。
保冷剤を大量に持って、BANGER NIGHTを聞いて戦闘力上げつつ、いざクリニックへ…!!
ちなみにこれから初めて整形するのに電車の中では寝てました。強い。
 
受付を済ませ、洗顔をして看護師さんと一緒に手術室に入ります。
着替えとかはしません。
手術台に仰向けになったらまず目薬さすみたいに表面麻酔をさし、効くのを待ってる間に顔面を入念に消毒してもらいます。
 
そしたらいよいよ先生も手術室に入室!
で、最初に二重幅の最終確認をしたんだっけな…局所麻酔(歯医者さんでやってもらう注射のやつね)したんだっけな…()
って感じなんですけどデザインからだった気がする。
私は普段アイテープで作ってたラインが、ちょうど私の目で一番広く作れるラインだったのでそこでお願いしました。棒で押さえてもらいながら何度か目を開けたり閉じたりして、丁寧に印をつけてもらいます。
 
そんでまぶたをひっくり返して裏側に注射器で麻酔を打ってもらいます。
もう字面だけで痛いし、手術始まるまであんま怖くなかったけどこの瞼の裏の麻酔だけが怖かったです。それで実際どうだったかっていうと怖かったし痛かった笑 
それから瞼の表側にも麻酔を打ってもらって次にいよいよ縫っていきます。こっちは大丈夫だった。まあ痛いは痛いですけどね。裏は痛いだろうなーっていう先入観あったけど表はあんまなかったからですかね。
表面麻酔をしても局所麻酔は痛いし局所麻酔をしても縫うのは痛いです。我慢できないほどじゃないけど痛かった。埋没ナメてたわ…
痛いと力が入って内出血につながるから必死で深呼吸して力を抜いてました。
 
院内BGMでピアノアレンジされた嵐の懐かしいなんかのドラマの曲を聞きながら縫い縫い。
痛いんだけど、麻酔のおかげで感覚は鈍くなってるから自分のまぶたが今どうなってるのかはわからないです。ひっくり返ってるのかどうかもわからない。あ~私のまぶたが弄ばれてる~~…って感じ。あっ針刺さった!は痛いからわかるけどそれ以外はあんまわからない。
で、糸を切る前に起きてもっかい自分でラインを最終確認。
そして糸を切ってもらって、最初につけた印を消してもらって終了。
点眼薬を看護師さんからもらって説明を受けて、手術室を後にします。そして準備スペースに戻ってきて、帰る準備ができたら受付に声かけてくださいね~と言われて解散。準備スペースには次の施術を待っていると思われるお姉さんが待機してました。でも営業終了時間間際だったので私と同じ埋没か注射系のすぐ終わる施術だったんじゃないかな、わからないけど。私がこの日最後だと思ってたのに大変なんだな…
 
終わってからはずっと鈍痛。でも帰りの電車は満員電車だったので、もってきた保冷剤で心置きなくまぶたを冷やせてよかったです。誰も私のことなんか見ちゃいない。
 
でそのまま一蘭に行ってこってりラーメンのおいしさを再確認し、ネカフェに来てこれを書いているわけです。本当は目をあんま使うとよくないんだけど、現代において目を使わない暇つぶしってなくないですか…
私、親に内緒で手術をしたんですよ。だから家にいる時間が長くなればなるほどバレる可能性が高まるのでこうして時間をつぶしています。
 
整形って賛否両論分かれますよね。
親からもらったからだにメスを入れるのってどうなの、とか。
私の母親はこちら派です。とにかく自然が一番!っていう考え。
だから私がまつエクをしただけで、ほくろがとれるという噂のクリームを塗っただけでま~~ちくちくと言われました。(ただ本当にとった時は全く気づかれませんでした。2週間創部をテープで保護してたけど。肌色のテープだったからかな。)
 
整形する人は努力が足りないっていうのも言ってることはわかります。
たとえばふたえにするマッサージや鼻を高くするマッサージ。これは努力ですよね。でも、3ヶ月費やして効果が出るかわからない。
ならばリスクを背負ってでもお金を出してすぐに確実に効果を出したいっていうのが整形する人達の考え方なんじゃないかと思います。
そもそもピアスだっておしゃれのために軟骨破壊してるしそれはいいのに整形はダメってのが私にはよくわからない。
 
私はこの顔で21年間生きてきたので、振る舞い方もブスです。
一本道で対向者が多かったりすると足元しか見られない。顔を見られるのが怖い(雨の日は傘があるから助かります。透明傘だと意味ないからちゃんとした傘を買ったくらい傘は助かる)。
可愛いと言われたときにその場しのぎのありがとうも言えない。
自分にふりかかる悪事や、人から嫌われるのは全部顔のせいにする。
 
全部顔が悪いからいけない。
 
実際はそんなことない。人って、外見は大事だけど外見が全てじゃないから、明るくて性格が良ければもしかしたら整形なんて考える必要もないくらい周りに愛されていたかも。だけどそれに気づいたのが遅すぎました。
でも性格は整形できないですよね。ならば顔を変えて少しずつでも自分に自信が持てるようになりたい。素直になりたい。可愛いと褒められたときに「いいえ私はブスです」じゃなくて「ありがとう」と言える人間に。顔のことを気にせず、人の目を見て話せる人間に。卑屈に考えないで物事を客観的に見られる人間に。
私は整形によって劇的に変わろうとは思ってません。ただ死ぬほどコンプレックスに勝手に感じてるところを少しでもマシにして自分にちょっとでも自信が欲しい。
 
私が整形に踏み切った理由は、私の顔が私の感性と合わなかったからです。心と体が合ってないから。だから顔を変えました。もはや二重手術は整形じゃないという意見もある中、たくさん考えました。
ふたえにして3週間経ちましたが、本当にやってよかったと思ってます。今までアイシャドウができなかったけど、できるようになって楽しいです。
 
気軽に整形に踏み切る人もいるんだろうけど、そうでない人もいて、それぞれ思い立ったきっかけや理由があるはずです。
それをわからない人に頭ごなしに否定されたくないなって思います。
幸い私の周りにはそういう人いないんですけど、でも匿名のTwitterみたいなとこで言われたことあります。整形なんて親不孝だ、みたいな。
 
見ただけで「なんで睨むの?」って言われたことありますか?
顔を見られるのが怖いからと傘を買い換えたことありますか?
 
コンプレックスなんて誰にでもあるだろうけど、コンプレックスのせいでやりたいことに踏み切れない程ならちょっとくらい大目に見てほしいですね。 
 
それでは長々とお読みくださりありがとうございました。

いつかまた何かの機会で自分語りをしたくなったらお付き合いください。
追伸:母は全く気づく気配なしです。

*1:どこのクリニックも先生は忙しいということは後から気づきました

初めてプチ整形をしました ~決断するまで編~

吾輩はブスである。人権はまだない。 

 

ということでプチ整形をいたしました。

今、手術後のネカフェでおでこを冷やしながらこの記事を書いています。

目は負け組一重(正確には奥二重)、目幅が狭くつり目、鼻は団子、エラは張っている。

唯一の長所は父親譲りの肌の白さ。 

そんなブスの典型が、とりあえず埋没で目をふたえにした。そこまでの備忘録です。

今回は「決断するまで編」ということで、整形を決断するまでを書きました。よろしければお付き合いください。

 

 

私がブスを自覚したのは小学生の卒アルでした。

自分の顔を写真でまじまじと見るのは卒アルが初めてでした。

卒アルの中の私を初めてじっくり見たらとっさに目をそらしたくなった。
 
ある日、クラスの子をちらっと見ただけで「なんで睨むの?」って言われました。
小学生ながらにけっこう傷ついたけどそれがおそらく無表情なことと、この目のせいだと気づいたのは最近。
当時、人間関係で窮地に立たされていた私。味方は自分だけ。
「睨んでないんだけど…」と思いながら、

「睨んでごめんね」と謝ったのは忘れられません。悔しかった。 
 
そして私の頭の中に整形という二文字が浮かび始めたのが中学生。
インターネットを小学生で覚えた私は、中学生になって好きな芸能人のことをいっぱい調べました。
芸能人って、検索すると「整形」って絶対出てくるじゃないですか。
だからそのページをなんとなく見たのが、整形を知った第一歩でした。
それから友達と外見の話になると、「私将来整形するんだ~」って言ってました。
だけど本当にしようとはあんまり思ってなくて。
だからといって、整形なんて~!可愛いよ~!と返して欲しいわけでもなくて。
「自分がブスだってことを自覚してます!」ってアピールするためでした。
3年生のとき、名前も知らない1年生のバスケ部2人組♂に顔面を貶されたりもしました。なんで初対面でそんなこと言われなきゃいけないんだよ。

 
それから高校生になっても劣等感を順調に育てていきました。
もうこの頃はとにかく僻みがヤバいし、可愛い顔してる友達に「顔交換してくれよ~(^^;;)」って冗談を言ったら「え~嫌だ~笑」って言われたことも忘れられません。
ごめん私が悪かった。そりゃ誰だってブスにはなりたくない。
私も好きでブスになったわけじゃないからな~!一番かわいそう!
ただ成長で顔が変わるって聞いてたから、当時すでに完成されたブスだったにも関わらずそこに賭けてました。
大学生になったら、20歳になったら、何もしなくてもきっと今より可愛くなっている。そう期待していました。
 
 
そして大学生、化粧に興味をもたないまま、突然可愛くなるその日が来ることを待ち望みながら芋っぽく1年が過ぎました。
3年生、ゼミで合宿に行きました。

一日目の夜にあった飲み会で、
べろべろに酔った男の一人が、綺麗な顔してる女の子に言った「ブス笑」が大きく私の中に響きました。
 
言われた子も気が強い子だったから言い返してたしあんま気にしてるようには見えなかったけど、
多分その輪の中で一番ショックを受けてたのはそれを言われてないシラフの私でした。
 
綺麗な子でさえブスって言われてるってことは私はもう人間として見られてないのでは…?
その人のことは別に好きなわけでもないしそいつにどう見られてたってかまわないけど、もし将来好きな人にそう思われたら悲劇でしかない。
 
それからコスメを色々買ってダイエットして4キロ落としました。

まだこれでどうにかなると思ってました。
 
そして4年生になって就活、「顔採用」という言葉を知ります。
別に顔採用するような職種(受付や人事や営業など)は希望してなかったから別にいいんだけど証明写真ブスすぎて。顔採用じゃなくてもこれは弾くのでは…?って出来でした。
毎日毎日早起きして都会に繰り出して、精神的にも疲れるしで就活って自暴自棄になるんですよね。
毎朝10分かけたところでキマるとは限らない二重。キマったとてアイテープもろばれ。きつい目。でかい鼻。そして大量の余白。
鏡を見る度思いました。もう何なのこれ…私はこんな顔で何をしてるの?疲れてるんだから顔くらいマシであってくれ…
 
きっかけは忘れたけどそんな感じでだんだん整形が現実味を帯びてきました。
毎日早起きするっていう社会人と同じ生活を送ったからかな。社会人でアイテープもろばれもキツいしね。しかもそれが睡眠時間を削って奮闘した結果なんですから尚更。
 
そして就活が終わりしばらく遊んで、落ち着いたころに整形第一歩として、3万でほくろを一つとりました。
目頭のとこにあったやつ。ちっさいやつ。ここのほくろとったんだ~って話したらみんなに「そんなとこにあったっけ?」って言われるくらいのちっさなほくろです。
でもとってよかったです。

 

整形ってお金はかかるしリスクも高いけどちょっといじったくらいじゃ変わらないんですよね。自分はわかるけど他人にはわからない。何箇所かいじってやっと印象が変わる。そういうイメージです。二重メイクしてなかった人が突然二重になったらそりゃわかるけど、二重メイクしてた人が二重手術してもまあわからないです。毎朝キマるかわからない二重を作るっていうギャンブルがなくなるだけで。だからそういう人が印象変えるには他も改善する必要がある。

 
で、ほくろの除去の話に戻りますが、私は小学生並に好奇心が強いので、手術室に入ることも麻酔することも、何か電気でジリジリ言ってる棒を皮膚に食い込ますことも皮膚が焼けるにおいも新鮮で楽しかったし怖さは0でした。麻酔が切れたあとの痛みすら実感がもててなんだか楽しかったです。私の整形が始まったんだっていう実感です。 

ちなみに初めて親知らずを抜きに行ったときも、落ち着きすぎて看護師さんに「大物ですね!!?」って言われました。これから顔面工事するのに歯1本抜くくらいでビビってたら身がもたないってばよ!
 
ほくろをとったのは8月末。
もろもろの予定を考慮して11月頭に手術をしようと決めて、二重のお勉強とカウセ巡りが始まったのでした。 
 
 
to be continue...